はてさて
何からお話 始めましょうか?


その前にこれだけは言っとかんといかんでしょう

実際のところは13日からのはずが、突然の雪のため12日からの長き留守

金策のはずが、金 使い果たして23日に我が家にたどり着きました


玄関に荷物を放り出したままトイレに駆け込みます
私が留守をする直前にトイレ改修工事が始まってはいましたが
途中までの状態で、留守にしました

トイレのドアを開けると いきなり
便座の蓋が パカァーと開き・・一瞬 後ずさり

さぁ〜 どうぞ!と、いう感じです
「おそれいります」と深々頭を下げて座ると
静かに音楽が流れてきます

ショパンの雨だれ?

・・・(;一_一)
なんだか
海子のくちょたれ と、言われているようで頬 ほんのり染めて・・・

越後屋、新しいトイレを自慢したいのか
入るたび曲が変わっています

森の中の鳥やカッコーの声
・・・・・
私はついこの前まで、トイレがない場所にいました
もしも突然トイレに行きたくなったら 森へ入って・・・

あれぇ〜
おんなじ じゃん♪

とか、思いつつも用をたして
立ち上がり どうしたものかと途方にくれてると
余計な手出しはするな!というように
勝手に水が流れ、勝手に蓋が閉まります

どうも信頼できません
きちんと流してるかぁ〜?
確かめようと便座の蓋に手を掛けようとすると
いきなりの

     パカァー!
もぉ〜
びっくりさせんなよぉ〜



↑ 首都ダッカで何度も見かけた光景
最初は何してる?だったのですが、用足し(トイレ)だと・・・
男性もタチションじゃなく こうしてお行儀よくしゃがみション (−−〆)





タイ・バンコック経由でバングラデシュ ダッカ空港へ

バングラデシュは北海道2つ分の面積の国土に
ほぼ、日本と同じ人口という
世界有数の人口密度

息子がホテルの車で迎えに来てくれていました

むのすごい人たちが空港を取り囲んでいます
「何してるの?」と、聞けば
「何もすることがないから見に来てる」とのこと (;一_一)

ひっきりなしに鳴らされるクラクション
ドケ!の合図の車を叩く音
少しでも止まろうものなら へばりつく物売り 物乞い

バングラ入りして、いろんな場所に行ったがこの間
国内で見た信号機 2機!
しかも 誰も信号機など気にもしていない
赤だろうが 青だろうが 全く関係なくて
私など一生この向こう側へは渡れないと吠えた・・・




私が渡るんだから 待ちなさい!




一期一会の異邦人

旅人がどのような熱き想いを持ち帰ろうと
感動のあまり知恵熱が出ようと

その地の人たちにすれば旅人は 風、異邦人・・・
なれば
できるだけ
爽やかに
温かく
美しく

あるはずもなく だれかさんは大暴れ




ダッカのホテルの部屋には飲み物と果物が・・・


ホテルから見える向かいのビルはやたらと人の出入りが多く
屋上の布袋が増えたり減ったり
ビルの中に縫製工場があるようです




電力事情は・・・(;一_一)
停電はしょっちゅう

どの線がトラぶっているのか解るのでしょうか?





バングラ(ベンガル) デシュ(国)
の、国旗は
ほら なんだかね
緑を白にすれば・・・ 日本の国旗によく似てる〜(●^o^●)

結わえる方側が少し丸が寄ってて(左) 風になびいた時美しく見えるんだそうです

首都、ダッカ
ホテルから見た朝の光景

みんなたくましく 生きること優先です
人参売りやゆで卵、ハサミ砥ぎ屋さん
靴磨き なんでも商売となります


息子が村へ帰るための食料品を調達するため市場へ・・・
バングラデシュ 首都ダッカではほとんどの食材がそろいます
怪しげだけど

お米も、ビールも、うとん

うとん   ・・・で、すか?
生ものは基本 あぶない
覚悟の上なら どうぞ!
だが
ばか高い
普通のバングラで働いてる人の1か月分のお給料だそうで
聞いて 別の意味で腹壊しそうでしたが (~_~;) 完食!


車の手配もできたし
さ、そろそろ村へ行きましょか・・・






もしもあなたが写真を撮ることが好きなら
バングラデシュはお薦めです
モデルさんが団体で向こうからやってきます
カメラを向けると笑顔
笑顔を向けると照れながら笑顔・・・撮られることを拒否されたことは一度もありません
所々でこれらの写真を挿みながら
ダッカから車で約2時間のタンガイルへ・・・




村へと向かう途中で 突然
結婚式へ参加することになりました

バングラの結婚式は3日間

一日目
新婦が新郎の家に行く(そこでパーティー)
二日目
新郎が新婦の家に行く(そこでパーティー今回は2日目に参加)
三日目
新郎の家に新婦が行く(本格的興しいれ)

結婚式では招待客以外にも食事が振舞われます
めでたい事は盛り上げようという 心意気

テーブルに着くとお皿に次々と料理がてんこ盛り!
(量が半端じゃありません)

食べるか?食べるか?この、ちんころおばちゃん・・

刺さるような視線の中で
泣きべそかきつつ
「お願いもう食べれません 勘弁してください m(__)m」


まるでどこかの国の王子様?の、お婿ちゃん 可愛い、綺麗なお嫁ちゃん


バングラデシュの主食はカレーです。

日本人が醤油に飽きないように、カレーといっても
カレーをベースに
いろいろのカレーがあるため 主食であっても毎日食べ続けられるのでしょう

宗教上 豚は×
主に鳥、野菜、魚、海老、卵・・・・・
ご飯と食べるだけでなく
ルディといって
小麦粉を溶き、薄くのばして焼いたものと食したりします

結婚式ではチキンカレーが出されました
まずは皿に水が注がれて 皿を指で洗います (;一_一)
真っ白なテーブルクロス
前菜、てんこ盛りのご飯にカレー
生のキュウリ、人参
右手でこねこねして食べます



チキンカレーや魚の骨は、恐縮ですが ポイポイ皿の外へ放り出します
絶対にこの、カレーのシミは取れないぞぉ〜とか心配しつつも
それでいいんだそうで
(写真の上の部分に、小さい黒いものが見えますか?
 遠慮しいしい、ちょっと小さな骨を出してみました・・・)

最後にテーブルクロスを持ち上げて、残飯をひとまとめでポンと捨てます

好きです。この国!
と、さる やんごとなきお方が吼えておられました(私だ・・(-_-;))

カレーの後には ドイ(ヨーグルト)←たぶん、ヤギ乳で作るんだろな
乳牛いないけどヤギは日本の犬より多いかも・・
そこらじゅうに勝手に歩いてるし、どこでもいる(しかも小さい)


バングラでは飲酒が禁じられているせいでしょうか
男の人もよく ミスティ(お菓子)を食べます
これが半端じゃなく 甘い。甘い!甘いったら甘い!!

いろいろな場所で食事やお茶の接待を受けました
村の長老から食事をご馳走になったときは
食事する場所は わざわざこの日のためにと
綺麗な緑の布を一面張り巡らされて恐縮の極みでした
珍しいのか、ひとつの村から次の村まで子供や若者は付いて歩きます。
遠くで見ている女性たちもやがてはじわじわと集まってきます

一昔前 私の幼い頃の
近くの町にサーカスや見世物が来た時のようなものでしょうか?
    (;一_一)





少し村の風景を紹介してみましょう





風景といってもどれも人物が入っていますね〜
今気がつきました
ただたんに風景だけという写真の少ないこと・・・

探したら ありました (-"-)



(四手網漁)

あ、そうそう
この前帰ってきた息子と、ため池に一面に咲くホテイアオイの花を見に行きました
詳細を言わずに行ったものですから
着いて息子が怒っていました
珍しくのなんともない!!と

バングラの国花はスイレン ホテイアオイもそこらじゅうにあります




バングラの子供たち


子供は国には関係なく、どこの国の子もかわいいですね
あの、生命力溢れる真っ直ぐな視線を向けられると
受け止める側にエネルギーを注入してもらってる気がして・・・




買出し





若者は・・・







 

基本的に美男美女の国ですが
向こうの人にとっては、色白ぽっちゃりが美人との認識があるらしく
とても良き認識の すきすき国です♪




ちょっと市場をのぞいてみましょうか?



タンガイル村の市場です


 


村の沼で魚をとって 市場で売る



甘いものも大人気
油で揚げて蜂蜜たっぷり・・




バングらは宗教上ブタを食べません
なぜ?
ブタを不浄との認識のようですが・・・???です
だから圧倒的に鶏が・・・




仕事を終えた男たち
一杯のお茶を飲みながら一日の疲れをいやし家路へと
バングラでは煙草も1本売りしています。




村を、ぶぅ〜〜らぶぅ〜〜〜らしてみましょう

あら?道祖神?



踏みつけて ちょっと過激・・



のどかな村を突っ切って



がんばって生きてる♪



なんだか ええですね

                                       



国の産業?

詳しいこと知りません

わたしの勘(は、当てにはならない)では
この国は 人が資源 これから伸びるよぉ〜
あまり 必死こいてのやる気はないが
なにしろ人口が多いから、そのうちの何パーセントかが必死の人がおれば
大金持ちと相変わらず貧乏の差が出てくるだろうなぁ〜




レンガ工場


織物産業

ある村に、織物工場がありました。
見学させてもらいます (>_<)




機を織るのは男性ばかり・・・
休憩しながらも一日 14時間くらい働くそうです




     f(´−`;) あのー



漏電しませんか?



    だいじょうぶよぉ〜〜〜♪








村の暮らしはどうでしょう?

村の有力者の家でお茶を御馳走になりました
人をもてなすことをとても大事にし、神のお引合せと
自分たちが我慢しても客人を喜びます

(このお宅は牛糞屋さん 燃料)
道のそばに大きいポッキーのようなものがたくさん立てかけてありました
私たちのため、お湯を沸かしお茶を入れてくれます
気になるのは 水が入った鍋に 左のビンの液を垂らしたんですが・・・(;一_一)
ボウフラ駆除?


その後
村の長老さんがお昼をご馳走してくれました

と、言っても食べるのは客人だけ
周りを取り囲んで村人たちがジィーっと見ています (-"-)

村の中を案内しながら・・・の途中で村人たちが
青い実をもいでくれました
ナツメでしょうか?
酸っぱい顔をすると村のひとたち 大笑い



日本人は初めて入るという村にも行ってみます
村に「シュミティ」という組織作りの初会合です
(日本の自治会?みたいなものかな?)
日本人が来るから見に行こう の、人寄せパンダになりました
来賓扱いで、ちゃんと通訳つきの挨拶もしてしまい あはは

男女同席でも座る場所は分かれています
最初 ぐちゃぐちゃになりかけていると
世話役の人が引き離して 別々に座るように言っていました




この人 何歳くらい?
息子は
本人も知らないんじゃないのぉ〜・・・・・
って


┐(´-`)┌









スラムの集落



暮らしは・・・

大変だろな

でもそれはこちら側が勝手に見る目


生きていくのも・・・

大変だろな

でも それもこちらが勝手に思う決め付け



何が幸せかなんて 他人が決められるわけないじゃない

       ねぇ〜






そろそろ帰宅の途に就かなければ・・・な、、、

お気に入りの早朝のホテルの前でのウォッチングも最後です




お気に入りの藁小僧君たちを見るのもこれでおしまい



お洒落なおじさん 元気でね

またいつの日か来たいなぁ〜 来れるかなぁ〜 来なければ・・・


さようなら

さようなら

またいつの日か

きっと・・・










番外



息子が帰ってきています。



お土産は
この写真  (;一_一)



壁に掛けておいたフライパンを取ると
フライパンの形に 
びっくりしたよぉ〜〜

って、母はそんなことしてる状態に びっくり!



こんなところにいたんです(;一_一)(雨季


こんな橋じゃダメだよ
本格的に作ろうよ
で、・・・・・・・・・・・・・・・・・(~_~;)


  うぅ〜〜ん  (ノ_-;)ハア…


雨季
雨が降るとリチャードのアパートの階段にいつもやぎさんが雨宿りするそうで・・・
傍を通る時迷惑そうな顔で、きもち避けてくれるそうです



(その後再び息子はバングラの地へと旅立ち
  元気でやってるが前のように農村部でのんびりとやってたことがまるで嘘のような
  忙しい日々が続いています と、首都ダッカより便りが来ました。)








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